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ブログ 2018年12月17日
そんなかたよく来られます。
そんな時、自分の頭の中には、「?」マークが点灯してしまうことがありました・・・
汗を掻くって、お酒を飲み過ぎたときなんか、サウナに入ってひと汗を掻くと心身ともにサッパリするものです。
体調が何となく思わしくなく、何となく一日鬱陶しく感じるときなど、体を軽くうごかし薄っすら汗が出てくると体も軽くなり気分もサッパリとします。
風邪気味の時など、ひと汗かくとスッキリと回復することがよくあります。
しかし、体が冷えているのに汗が掻きやすい?
さて、どうなってんの?
中高年で極度のストレスを感じて生活している人や、肥満タイプの人は多汗症になりやすいようです。
症状としては、
・全身に汗を掻く
・手の平、足の裏、背中などカラダの一部から多量の汗が出る。
・微熱を伴うことがある。
・寝汗が出る。
人のカラダには、エクリン汗腺とアポクリン汗腺という2種類の汗腺があり、汗はこのふたつの汗腺から分泌されています。
エクリン汗腺は、全身に約200万本あり、汗を分泌することで体温を調整しています。
またアポリン汗腺は、腋の下や耳の周辺、陰部などの限られた場所にあって、毛穴から匂いのある汗を分泌しています。
全身に分布しているエクリン汗腺から出る汗の量が多い状態を、多汗症と言われます。
その多汗症には、エクリン汗腺が多く分布する部位(手の平や足裏、腋の下など)に集中して汗が出る局所性多汗症と、全身から汗が出る全身性多汗症があります。
局所性多汗症の原因の多くは、自律神経失調によるもので年齢を問わずおこり、特にストレスや緊張状態になるとおこりやすくなるそうです。
全身性多汗症には、肥満、甲状腺機能亢進症、糖尿病が関係します。
特に中高年以降の運動不足による肥満は、全身性多汗症の原因になるといわれています。
それは肥満になると、酸素の摂取がうまくできなくなるからだそうで、酸素の摂取が出来なくなると酸素が不足し、少し体を動かしただけでもエネルギーをとらなければならなくなるからで、全身に汗をかくことになるという道理です。
なるほどですね。
自分の頭の中の「?」も解消です。
確か、みなさん、少々、肥満気味だったような・・・。
逆に汗を掻かない方もいらっしゃいますね。
嘘か誠か、現代人は汗を機能が退化しつつあると言われているそうです。
特に更年期の男性は、男性ホルモンの減少で汗を掻きにくくなることがあります。
症状としては、
・汗が出にくい。
・体温が低い。
・倦怠感がある。
・汗の塩分が強い感じがする。
汗には、脳の活動を維持するために体温を調節するという大切な働きがあります。
通常は、皮膚が熱さを感じると脳に伝わり、脳の視床下部神経から出た伝達物質が皮膚に分布するエクリン汗腺の細胞を刺激することで水分が分泌され、汗が出ます。
そして汗が出ることで体温が調節されています。
ところが、冷房の普及、人工的な環境での生活、運動不足などで汗を掻かない生活を続けていると汗を掻く機能が低下してしまい、汗を掻きにくくなります。
汗を掻きにくくなると、熱が下がりにくいので自己防衛の為に熱を出さなくする作用が働き、体の代謝活動が低下します。
低代謝になると活動に必要なエネルギーが作り出されなくなるので、体温は低くなります。
血行も悪くなり新陳代謝も悪化するので、体が冷え、だるさや疲れやすいなどの症状が出ます。
また冷房で屋外と屋内との温度に差が出ると、出入りのたびに暑さと寒さを繰り返すので、汗腺や脳中枢の体温調節機能が疲労し、体温の調節がうまくできなくなります。
すると体温調節がうまくいかなくなると自律神経が乱れ、頭痛、動悸、肩こり、しびれなど様々な症状が出ると言われています。
当然、病気が原因で汗が出にくくなることもあるので、汗ひとつをとっても注意が必要ということですね。
体調不調が続くときは、体のバランスが崩れてしまっています。
その体のバランスの崩れが、肩こり、腰痛、頭痛など様々な不調を起こしてしまいます。
当院では、そんなバランスを崩したお体を、頭の先からつま先までの体全体を俯瞰し、骨格と筋膜筋肉、体液めぐり促進を整えることによって良好な状態に整えてまいります。
運動不足の方にも健康維持にお役にたっている今日この頃です。
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