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ブログ 2016年11月08日
座りっぱなしは体に悪い?
はじめてご来院いただく方には、施術前に必ず問診をさせて頂いているのですが、日頃の体の使い方が重要な要件になります。
その中で、日頃、立ち仕事が多い方の方が、体は疲れやすくなって悪くなっているだろうと想像するのですが、以外にも座り仕事でデスクワークが多い方の方が随分、体を痛めている方が肩こり・首こり・腰痛などに起因する体調不良など、数の上では多いようです。
生活習慣病のリスク
そんなことを日頃考えていると、丁度、そんな情報に接するものです。
米国での研究報告のお話です。
「座りっぱなし」は生活習慣病(心疾患、脳血管疾患など)のリスクがアップする。
デスクワークが多くて時間が取れないという人も、たとえば一日に10分程度の短い時間を運動に充てることで、心疾患や脳血管疾患などを引き起こす、生活習慣病のリスク減に効果があるとのことなのです。
「セデンタリー・デス・シンドローム」と言う言葉があります。
直訳すると「座りっぱなしでいることが死につながる症候群」。
なにか恐ろしげですね!
米国では、2002年に運動不足が健康に及ぼす深刻な影響を上記のように名づけて、注意を喚起しているとのことです。
また欧米では、座っている時間が長いほど生活習慣病の発症や死亡リスクが高まるという、さまざまな研究報告が出いています。
中にはタバコ1本吸うよりも、1時間座りっぱなしでテレビを見ている方が寿命を縮めるという内容もあるようです。
ただし、これも同じく米国の研究では、3200人超を対象に、日々の運動の強さを計測し、3年間追跡したデーターをもとに分析した結果、1日半分以上を座りっぱなしでいる人でも、1時間ごとに2分、立ち上がって歩くことなどの軽い運動をすれば、座りっぱなしでいることによる健康への悪影響を打ち消せることが示されています。
日本では?
14年前に注意喚起されたことですが、昔は、「今の米国の姿」は、10年後の日本の姿だと言われたものでしたが、さてどうでしょうか?
日本では、直接的に座りっぱなしと寿命との関係を調べた研究報告は残念ながらないものの、日常よく動く人ほど死亡リスクやがんにかかるリスクは下がることが、国立がん研究センターの研究からわかっています。
そして、運動不足が、心疾患や脳血管疾患などを引き起こす生活習慣病の発症や進行に深く関わっていることは既に良く知られている事です。
厚生労働省が2013年に発表した「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」では、生活習慣病のリスクを下げるには、たとえは「一日10分、今より長く歩く」といった、ごく短い時間で良いので、毎日積み重ねることが望ましいとしています。
これなら、なんとか普段の生活の中で、わずかな時間だから出来そうですね!
何事も積み重ねが大事です。
人は普通で、当たり前のことが1番苦手で、出来ないのです。
エマーソンの言によると、「良い習慣は、わずかな犠牲を積み重ねることによって作られる」ものなのである。(因みに、エマーソンとは米国の思想家です。)
なにを切っ掛けにするか人それぞれですね、習慣と言うものは・・・
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